測量・地質調査の職務経歴書の書き方|例文とテンプレート

測量・地質調査の職務経歴書は、扱った測量の区分と機器、そして成果品をどこまで自分で仕上げたかで評価が決まります。採用担当者は、基準点測量か路線測量か用地測量か、トータルステーションとGNSSのどちらを使い、観測から計算、図面作成、電子納品までのどこを担当したかを見ています。測量士・測量士補の保有状況と、公共測量作業規程に沿った実務経験を明記しましょう。

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職務経歴書(編年体式)の記入例
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測量・地質調査の職務経歴書で押さえる3つのポイント

① 測量の区分と使用機器を具体的に書く

基準点測量、水準測量、地形測量、路線測量、用地測量、出来形測量のどれをどの規模で担当したかを書きます。機器はトータルステーション、電子レベル、ネットワーク型RTKによるGNSS測量、3Dレーザースキャナ、UAV写真測量まで明記します。「4級基準点測量で新点30点を設置」「延長5kmの路線測量で中心線測量と縦横断測量を担当」のように、点数や延長で規模を示しましょう。

② 内業と成果品づくりの範囲を示す

外業だけでなく、観測手簿の点検、平均計算、座標計算、CADでの平面図や縦横断図の作成、電子納品までのどこを担当したかを書きます。「公共測量作業規程に基づき作業計画書と成果品を作成し、発注者の検査に対応」「点群データから現況地形を作成し土量計算を実施」など、使用ソフトと成果物の種類まで具体化すると、内業の即戦力かどうかが判断できます。

③ 地質調査は試験の種類と地盤評価を書く

地質調査では、ボーリング機械の種類、標準貫入試験によるN値の測定、サンプリング、室内土質試験の手配、地質柱状図と断面図の作成までを記述します。「ロータリーボーリングで深度30mまで掘進し、1m毎に標準貫入試験を実施」「N値と土質区分から支持層を判定し柱状図を作成」といった書き方をすると、地盤を読んで報告できる人材だと伝わります。

そのまま使える例文

職務要約の例文

株式会社〇〇測量設計にて6年間、公共測量を中心に外業・内業の両方へ従事してまいりました。トータルステーションとネットワーク型RTKによるGNSS測量を用いた基準点測量、道路改良に伴う路線測量、用地測量を担当し、年間15件程度の案件を進行。観測から平均計算、CADでの図面作成、電子納品までを一貫して行っております。測量士補を保有し、現在は測量士登録の要件充足に向け実務経験を積んでおります。

業務内容・実績の例文

道路改良工事に伴う延長5kmの路線測量で、中心線測量と20m毎の縦横断測量を2名体制で担当し、平面図・縦横断図の作成まで行いました。
4級基準点測量で新点30点を設置し、トータルステーションによる観測から点検計算、平均計算、成果表の作成までを一貫して担当しました。
UAV写真測量で標定点15点を設置し、取得した点群データから現況地形を作成して土量計算を行い、出来形管理資料としてまとめました。
ロータリーボーリングで深度30mまで掘進し、1m毎の標準貫入試験でN値を測定。土質区分から支持層を判定し、地質柱状図と断面図を作成しました。

活かせる経験・知識・技術の例文

測量士補(2021年取得)、測量士登録に向け実務経験中
トータルステーション・電子レベルでの観測
ネットワーク型RTKによるGNSS測量
AutoCADでの平面図・縦横断図作成と電子納品

自己PRの例文

前職では、山間部の路線測量でGNSSの受信環境が悪く、観測が予定どおり進まない現場を担当しました。上空視界の条件を事前に確認したうえで、見通しの取れる位置にトータルステーションによる結合多角の経路を組み直し、観測計画を作り替えて工期内に成果を納めています。外業と内業の両方を自分で回してきたため、現場で取った観測値が最終的にどの成果表と図面になるかを常に意識して作業しております。精度管理と工程の両立に向き合ってきた経験を、貴社の測量業務の中で活かしたいと考えております。
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よくある惜しい書き方と、その直し方

惜しい測量の補助業務を担当していました。

直した例4級基準点測量で新点30点の観測を担当し、トータルステーションによる観測から平均計算、成果表の作成までを行いました。

「補助」と書くと、機器を据えて観測できるのか、計算や図面まで任せられるのかが分かりません。測量の区分、点数や延長、使用機器、担当した工程を書くことで、外業と内業のどこまで戦力になるかが正確に伝わります。

惜しいCADが使えます。

直した例AutoCADで平面図・縦横断図を作成し、公共測量の成果品を電子納品の要領に沿って整えた経験があります。

測量の現場では、CADが使えること自体ではなく、どの図面をどの基準に沿って仕上げられるかが問われます。作成した図面の種類と、電子納品や作業規程といった発注者対応の経験まで書くと、内業の即戦力として判断されます。

よくある質問

測量は未経験ですが応募できますか?

できます。多くの会社が補助員として採用し、先に測量士補の取得を目指す育成前提の求人を出しています。職務経歴書には、屋外作業の経験、普通自動車免許の有無、数字や図面への抵抗のなさ、PC作業の経験を書きましょう。測量士補の学習状況を添えると、本気度と入社後の伸びしろが伝わります。

測量士と測量士補の違いは職務経歴書にどう書きますか?

保有資格欄に取得年とあわせて明記します。測量士補は試験合格で取得でき、測量士は実務経験や指定学科などの要件を満たして登録します。測量士補の段階であれば「測量士登録に向け実務経験2年目」のように要件充足の見込み時期まで書くと、将来の主任技術者候補として見てもらえます。

地質調査の経験も同じ書類にまとめていいですか?

まとめて構いませんが、測量と地質調査で項目を分けてください。測量は区分と機器、成果品を書き、地質調査はボーリングの深度、標準貫入試験の実施回数、柱状図作成の可否を書きます。両方を扱えることは現場対応の幅として評価されるため、それぞれの実績件数を添えましょう。

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