生活支援員・障がい者支援の職務経歴書の書き方|例文とテンプレート

生活支援員の職務経歴書は、どの事業形態で、どの障害支援区分の利用者を支援してきたかで読み方が変わります。採用担当者は、障害者支援施設か生活介護か就労継続支援かグループホームか、身体介護をどこまで担ってきたか、支援記録をどう書いてきたかを見ています。担当利用者数、夜勤や日中活動の内容、個別支援計画に沿った支援の実績を書くことで、配置後の役割が明確に伝わります。

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職務経歴書(編年体式)の記入例
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生活支援員・障がい者支援の職務経歴書で押さえる3つのポイント

① 事業形態と利用者像を最初に書く

障害者支援施設の施設入所支援、生活介護、就労継続支援A型・B型、共同生活援助(グループホーム)、自立訓練では、日々の業務がまったく異なります。勤務先の事業形態、定員、利用者の障害種別と支援区分の幅を書いてください。「定員40名の生活介護事業所で、支援区分4から6の知的障害と身体障害のある方を支援」のように書けば、採用側は経験の近さをすぐ判断できます。

② 支援記録と個別支援計画への関わりを示す

生活支援員の専門性は、日々の支援記録に表れます。サービス管理責任者が作成する個別支援計画の目標に沿って支援し、変化を記録し、モニタリングに反映させた流れを書いてください。ケース会議での報告、ヒヤリハットや事故報告書の作成、虐待防止委員会や身体拘束適正化への参加も記載します。「記録を書いていた」ではなく、記録が計画にどうつながったかまで書くことが重要です。

③ 身体介護と日中活動の担当範囲を具体的に書く

食事介助、入浴介助、排泄介助、移乗、服薬確認といった身体介護の経験は、担当した人数と頻度まで書いてください。あわせて日中活動の内容も記載します。軽作業の請負作業、農作業、創作活動、外出支援、工賃向上の取り組みなどです。強度行動障害のある方への支援経験、行動障害支援者養成研修の修了、夜勤の回数も、配置可能な役割を判断する材料になります。

そのまま使える例文

職務要約の例文

社会福祉法人〇〇が運営する障害者支援施設「△△」にて5年間、生活支援員として勤務してまいりました。定員50名の施設入所支援と生活介護を担当し、支援区分4から6の知的障害・身体障害のある方への身体介護と日中活動支援に従事。個別支援計画の目標に沿った支援記録の作成とケース会議での報告を担当し、月4回の夜勤にも対応しております。

業務内容・実績の例文

定員50名の障害者支援施設にて、支援区分4から6の利用者15名を担当。食事・入浴・排泄の介助と移乗を毎日行っておりました。
個別支援計画の目標に沿った支援記録を毎日作成し、月1回のケース会議でサービス管理責任者へ利用者の変化を報告しておりました。
日中活動として箱折りの請負作業と創作活動を担当。工程を写真付きの手順書に分解し、作業に参加できる利用者を6名増やしました。
強度行動障害のある利用者の支援に従事し、行動の記録から誘因を整理。他害行動の発生件数を月平均12件から5件へ減らしました。

活かせる経験・知識・技術の例文

介護福祉士(2020年取得)、強度行動障害支援者養成研修修了
食事・入浴・排泄介助、移乗、服薬確認の実務5年
支援記録・ヒヤリハット報告書の作成、ケース会議での報告
生活介護と施設入所支援での夜勤対応(月4回)

自己PRの例文

前職の障害者支援施設では、他害行動のある利用者への対応に取り組みました。行動が起きた時刻、直前の状況、周囲の音や人の動きを一覧表に記録し、2ヶ月分を整理したところ、食堂の混雑時間帯に集中していることが分かりました。そこで食事の時間帯を15分ずらし、席の位置を変更した結果、他害行動は月平均12件から5件に減りました。個人の努力ではなく記録から環境を見直すこの進め方を、支援記録の様式改善としてチーム全体に広げています。事実に基づく支援で、貴施設に貢献いたします。
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よくある惜しい書き方と、その直し方

惜しい利用者様に優しく接し、笑顔で過ごせるよう支援しました。

直した例支援区分4から6の利用者15名を担当し、個別支援計画の目標に沿って日中活動を実施。変化を毎日の支援記録に残しました。

優しさや笑顔は誰もが書く表現で、専門性がまったく伝わりません。支援区分と担当人数、個別支援計画に沿った支援、記録という制度上の枠組みで書き直すと、配置基準を満たす戦力として読んでもらうことができます。

惜しい介護の仕事をしていたので、障がい者支援もできると思います。

直した例高齢者施設での身体介護5年の経験があり、移乗と入浴介助は毎日対応しておりました。障害特性の理解は研修受講で補っています。

できると思いますという推測は説得力を欠きます。高齢者介護と障害福祉では支援の目的が異なるため、共通して活きる技術を具体的に挙げた上で、不足している部分をどう埋めるかまで書くと、採用側の懸念が解消されます。

よくある質問

未経験・無資格でも生活支援員として働けますか。

働けます。生活支援員に必須の国家資格はなく、無資格・未経験から採用する事業所は多くあります。入職後に介護職員初任者研修や強度行動障害支援者養成研修を受ける流れが一般的です。職務経歴書では、対人業務での経験、記録や報告書の作成経験、夜勤やシフトへの対応可否を書いてください。

高齢者介護から障害福祉に移る場合、何をアピールすべきですか。

身体介護の技術、記録の作成、シフト勤務への適応は共通して評価されます。その上で、障害福祉は生活の支援に加えて就労や社会参加を目指す点が異なることに触れ、意思決定支援や個別支援計画への理解を学んでいる姿勢を書いてください。違いを理解していること自体が評価されます。

サービス管理責任者を目指す場合、経歴に何を残すべきですか。

サビ管の要件となる実務経験年数を、事業所名・事業形態・従事期間で正確に整理してください。あわせて個別支援計画の原案作成への関与、モニタリングやケース会議での役割、基礎研修の受講状況を記載します。将来の配置を見込んだ採用につながり、条件面でも有利になります。

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