広告・メディア営業の職務経歴書の書き方|例文とテンプレート

広告・メディア営業の職務経歴書は、「どの媒体を、どの立場で、誰の予算から売ってきたか」を書き分けられるかが勝負です。媒体社として自社の枠を売るのか、代理店として複数媒体を組み合わせるのかで仕事の中身は大きく変わります。年間の受注金額に加えて、担当クライアント数、継続出稿率、1社あたりの平均出稿単価、入稿から掲載までの進行管理の経験まで書くことで、実務の解像度が伝わります。

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職務経歴書(編年体式)の記入例
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広告・メディア営業の職務経歴書で押さえる3つのポイント

① 扱った媒体と販売形態を正確に書く

「広告営業」だけでは何を売っていたのか分かりません。Web媒体のバナー枠、記事タイアップ、メールマガジン、運用型広告、交通広告、フリーペーパー、テレビスポットなど、媒体の種類と販売形態を明記しましょう。「月間400万PVの業界メディアで、記事タイアップ1本80万円と純広告枠を販売」のように、媒体の規模と商品単価をセットで書くと、扱える案件の大きさが伝わります。

② クライアントの予算期と継続出稿率で語る

広告営業の成果は単発の受注額より継続で決まります。「担当35社のうち年間4回以上出稿する継続クライアントが18社、継続率62%」のように書きましょう。相手の会計年度と予算確定の時期を把握し、「下期予算が固まる9月の前に翌期の年間プランを提案し、年間枠での契約を6社獲得」といった動き方を示すと、計画的に売上をつくれる人だと評価されます。

③ 入稿・進行・効果レポートまで担った範囲を示す

受注後の工程まで書ける人は多くありません。原稿の入稿期限管理、制作会社への発注、薬機法や景品表示法の観点での表現チェック、掲載後の効果レポート作成のうち、自分がどこまで担当したかを書きましょう。「掲載後2週間以内にインプレッション・クリック率・獲得単価をまとめたレポートを提出し、次回出稿の提案につなげた」という流れを示せると、強い実績になります。

そのまま使える例文

職務要約の例文

株式会社〇〇が運営する業界メディアにて4年間、広告営業を担当してまいりました。月間400万PVの自社媒体を軸に、記事タイアップ(1本80万円)、純広告枠、メールマガジン配信を販売し、広告代理店と直接クライアントの双方を担当しております。直近年度は35社を担当し、年間受注額1億2,000万円、継続出稿率62%を達成しました。入稿管理から掲載後の効果レポート作成、次回出稿の提案までを一貫して担っております。

業務内容・実績の例文

月間400万PVの業界メディアで記事タイアップ・純広告枠・メールマガジン配信を販売。担当35社で年間受注額1億2,000万円を達成しました。
クライアントの下期予算が確定する9月より前に翌期の年間出稿プランを提案し、年間枠契約を6社と締結。期初からの売上見込みを安定させました。
広告代理店10社を担当し、媒体資料と掲載実績データの更新を月次で実施。提案依頼(オリエン)への回答を平均2営業日以内で返却しました。
掲載後2週間以内にインプレッション・クリック率・資料請求単価をまとめたレポートを提出。継続出稿率を前年の48%から62%へ引き上げました。

活かせる経験・知識・技術の例文

記事タイアップ・純広告枠の提案と価格交渉(単価80万円帯)
Googleアナリティクスでの媒体実績集計と効果レポート作成
薬機法・景品表示法を踏まえた広告表現のチェック(研修修了)
代理店向け媒体資料の作成とオリエン回答(年間60件)

自己PRの例文

私の強みは、掲載して終わりにせず、次の出稿につながる形で結果を返すことです。前職の業界メディアでは、掲載後のレポート提出が営業担当ごとにばらついており、単発で終わるクライアントが半数近くを占めていました。そこで掲載終了から2週間以内にインプレッション、クリック率、資料請求単価をまとめる共通フォーマットを作成し、必ず次回の企画案を1本添えて提出する運用へ変えました。その結果、担当35社の継続出稿率は48%から62%へ改善し、年間受注額も1億2,000万円まで伸びています。貴社でも、媒体の価値を数字で示す提案によって継続的な売上をつくってまいります。
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よくある惜しい書き方と、その直し方

惜しいクライアントの課題に寄り添った提案を行っていました。

直した例クライアントの下期予算が確定する9月より前に年間出稿プランを提示し、年間枠契約を6社と締結しました。

「課題に寄り添う」という書き方では、いつ、誰の予算に対して何を提案したのかが分かりません。相手の予算サイクルに合わせて動いた事実と、その結果として得た契約の形態まで書くことで、売上を計画的につくれる営業だと判断されます。

惜しいSNSやWeb広告など、幅広いメディアを扱いました。

直した例月間400万PVの自社メディアの記事タイアップと純広告枠、配信数3万通のメールマガジンを販売しました。

媒体の名前を並べるだけでは、読者数の規模も1本あたりの単価も分かりません。PV数や配信数といった媒体の規模と、販売していた広告商品の種類を具体的に書くことで、採用担当者は自社の扱う商材と近いかどうかを判断できます。

よくある質問

広告業界は未経験ですが、メディア営業に応募できますか?

応募できます。媒体社の営業は無形商材の提案力と進行管理が中心で、他業界の法人営業からの転職は珍しくありません。書類では、提案書を自分で作成した経験、社内の制作担当や外部業者と調整した経験を具体的に書きましょう。Googleアナリティクスの基礎や広告運用の学習歴も評価対象になります。

代理店と媒体社、どちらの経験も評価されますか?

どちらも評価されますが、書き方を変える必要があります。代理店出身なら扱った媒体の種類と予算規模、複数媒体を組み合わせた設計を書きましょう。媒体社出身なら自社媒体の規模、商品ラインナップ、価格決定にどこまで関与したかを書いてください。立場を明記しないと実績が誤って読まれます。

紙媒体の営業経験しかありませんが、Web媒体でも通用しますか?

通用します。クライアントの予算期を押さえた提案、入稿期限の管理、掲載内容の表現チェックは、媒体が変わっても共通の実務です。書類では発行部数や配布エリアといった規模を明記したうえで、Web媒体で使う指標(インプレッション、クリック率、獲得単価)を学習していることを添えてください。

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