薬剤師の履歴書 志望動機・自己PRの例文
薬剤師に応募する履歴書の「志望の動機・自己PR」欄の例文です。経験者・未経験者など、自分に近いものを選んで「この例文で履歴書をつくる」を押すと、 文章が入った状態で作成画面が開きます。例文の経歴・実績・資格を自分の事実に置き換え、応募先を選んだ理由を加えてください。

例文を自分の志望動機に直す手順
1. 経験と応募先の仕事内容を照らし合わせる
求人票にある薬剤師の業務内容を読み、下のポイントから自分が担当してきた仕事を選びます。職種名が同じでも担当範囲は異なるため、応募先で求められる仕事との接点を確かめてください。
2. 経験と入社後の希望を分ける
例文の年数・成果・使用ツール・資格は、自分に当てはまる内容だけ残します。経験がないことは今後の学習や目標として書き、すでに担当した仕事と区別してください。
3. その応募先を選んだ理由を加える
例文は職種への志望理由が中心です。求人票や公式サイトで確認した事業・業務のうち、関心を持った点を一つ選び、自分の経験や今後取り組みたい仕事につなげます。会社名だけを入れ替えても同じ文章になる場合は、この接点を見直しましょう。
状況別の例文(3本)
次の例文の経歴や数字は記入のための設定です。「経験者」「未経験者」などから近い状況を選び、事実と異なる部分を書き換えて使ってください。
例文1:経験者(調剤薬局→病院薬剤師)調剤薬局経験者
調剤薬局で5年間、患者様一人ひとりと向き合う中で、より踏み込んだ薬物治療に携わりたいという思いが強くなりました。特に、入院患者様の持参薬の鑑別から、注射薬の混合調製、病棟での服薬指導まで、チーム医療の一員として多角的に患者様を支える病院薬剤師の役割に魅力を感じています。現職で培った丁寧な服薬指導スキルと、1日100枚以上の処方箋を迅速かつ正確に処理する対応力を活かし、貴院の多岐にわたる薬剤業務に貢献したいと考えております。一日も早く業務に慣れ、専門性を高めながらチーム医療に貢献できる薬剤師を目指します。
254文字
例文2:未経験(MR→調剤薬局)MR経験者
MRとして医療機関を訪問する中で、自社の医薬品が患者様の手元に届き、実際にどのように使われているのかを最後まで見届けたいという気持ちが芽生えました。医師や薬剤師の方々と接する中で、患者様に最も近い立場で健康を支える調剤薬局の薬剤師の仕事に強いやりがいを感じ、転職を決意いたしました。MRとして培った医薬品に関する深い知識と、医療従事者との円滑なコミュニケーション能力は、患者様への的確な情報提供や疑義照会において必ず活かせると考えております。未経験の分野ではございますが、一日も早く知識と技術を習得し、貴社の地域医療への貢献の一助となれるよう尽力いたします。
279文字
例文3:ブランクからの復職(ドラッグストア)育児等でブランクあり
出産・育児のため3年間現場を離れておりましたが、子育てが一段落したため、薬剤師として再び地域医療に貢献したいと考え、応募いたしました。ブランク期間中も、e-ラーニングを活用して最新の医薬品情報や関連法規の知識習得に努めてまいりました。以前はOTC販売が中心のドラッグストアに勤務しておりましたが、これからはより専門性が求められる調剤業務に携わりたいと考えております。セルフメディケーションの知識を活かしつつ、処方箋に基づいた適切な服薬指導を行うことで、貴店が目指す「地域住民の健康サポート」に貢献できると確信しております。
261文字
薬剤師の経験を整理するポイント
以下は職務経験を振り返るための観点です。志望動機にはすべてを詰め込まず、応募先の仕事とつながる経験を選びましょう。詳しい担当業務は職務経歴書に記載できます。
① 専門性と対応領域を明確にする
どのような医療機関で(病院、調剤薬局、ドラッグストア)、どの診療科の処方箋を扱ってきたかを具体的に記述します。例えば「〇〇大学病院の門前薬局にて、1日平均150枚の処方箋を応需。特に循環器内科、糖尿病内科の処方が中心」のように、規模や主要な診療科を明記しましょう。抗がん剤のミキシング、在宅医療(個人宅、施設)、漢方調剤、オンライン服薬指導などの経験も大きなアピールポイントになります。
② 実績は具体的な数字で示す
業務の成果は、客観的な数字で示すことで説得力が高まります。例えば「後発医薬品への変更率を前年比8%向上」「OTC医薬品のカウンセリング販売により、担当店舗の月間売上目標を3ヶ月連続で達成」「在庫管理システムの見直しにより、医薬品の廃棄ロスを年間約20万円削減」など、具体的な数値を盛り込みましょう。かかりつけ薬剤師としての担当患者数や、後輩指導の人数なども有効です。
③ 医療人としての姿勢を伝える
薬剤師は専門職であると同時に、患者様や医療スタッフとの連携が不可欠です。服薬指導で心がけていたこと、医師や看護師との連携(疑義照会など)で工夫した点、後輩指導や研修会の企画・運営経験などを具体的に記述しましょう。認定薬剤師や専門薬剤師などの資格取得に向けた自己研鑽の姿勢も、学習意欲の高さを示す上で非常に重要です。「認定実務実習指導薬剤師」なども評価されます。
よくある質問
志望動機と自己PRは分けて書くべき?
使う様式の欄に合わせます。一つの欄なら、応募した理由と、その仕事に活かせる経験をつなげて書きます。別々の欄がある場合は、志望動機では応募先を選んだ理由、自己PRでは強みとその根拠を中心に書いてください。
文字数はどのくらい?
このページの例文は、履歴書の一つの欄に入れる文章の参考です。200〜300文字を目安に整理し、応募先の文字数指定と使う様式を優先してください。完成したPDFで、文字の大きさや改行も確認しましょう。
応募先ごとに書き換えたほうがいい?
経験や資格などの事実は共通でも、志望する理由と入社後に担当したい仕事は応募先に合わせて見直します。求人票や企業の公式サイトで確かめた仕事内容を選び、自分の経験とどこがつながるのかを書いてください。
例文の実績や資格が自分に当てはまらない場合は?
当てはまらない経歴・数字・資格は削除し、自分が実際に経験した内容に置き換えてください。未経験の場合は、前職や学習で行ったことと、入社後に身につけたいことを分けて書きます。例文と同じ実績を用意する必要はありません。
関連する職種の例文
職務経歴書の例文は 薬剤師の職務経歴書の書き方 にあります。
