セラピスト・リラクゼーションの職務経歴書の書き方|例文とテンプレート
リラクゼーションセラピストの職務経歴書は、無資格から始められる仕事だからこそ、経験の中身で差がつきます。採用担当者は、もみほぐしかオイルかアロマかリフレクソロジーか、何分コースまで連続で施術できるか、そして指名とリピートをどれだけ獲得してきたかを見ています。月間の施術時間数、指名率、延長やオプションの付帯率を数字で書けば、店舗の売上を支えられるセラピストだと伝わります。

セラピスト・リラクゼーションの職務経歴書で押さえる3つのポイント
① 施術メニューと連続稼働時間を書く
もみほぐし、オイルトリートメント、アロマ、リフレクソロジー、ヘッドスパ、タイ古式、ストレッチのうち、どれを何年担当したかを書いてください。あわせて60分・90分・120分のどのコースまで対応できるか、1日に何時間連続で施術に入れるかを記載します。リラクゼーションの店舗は施術時間の積み上げで売上が決まるため、月間の稼働施術時間は最も分かりやすい実績になります。
② 指名率とリピートで実力を示す
技術の良し悪しは、指名とご予約の戻りに表れます。指名率、次回予約の取得率、3ヶ月以内の再来率を数字で書いてください。「指名率58%」「月間指名本数80本」のような記述が有効です。お客様のお悩み部位や圧の強さ、前回の施術内容をカルテに残して次回に活かした運用、延長やオプションの付帯率を上げた工夫も、リピートを生む力の裏づけになります。
③ 医業類似行為との線引きを理解していると示す
リラクゼーションは疲労回復とリラックスを目的とするサービスで、治療やケガの施術は行いません。この線引きを理解していることは、店舗の信頼を守る上で重要な資質です。職務経歴書では「治療目的の表現を用いず、体調の確認とカウンセリングの上で施術していた」「既往症や当日の体調によってはお断りの判断をしていた」といった記述を入れてください。安全管理の意識として評価されます。
そのまま使える例文
職務要約の例文
株式会社〇〇が運営するリラクゼーションサロン「△△」にて4年間、セラピストとして勤務してまいりました。もみほぐしを中心に、オイルトリートメント、リフレクソロジー、ヘッドスパを担当し、60分から120分のコースに対応しております。1日平均6時間の施術に入り、月間の稼働施術時間は約140時間、指名率は58%を維持してまいりました。
業務内容・実績の例文
もみほぐし・オイル・リフレクソロジー・ヘッドスパを担当し、60分から120分コースに対応。月間約140時間の施術を稼働しました。 お悩み部位と好みの圧の強さをカルテに記録し、次回来店時に前回の効き具合を確認する運用を徹底。指名率を38%から58%へ引き上げました。 施術後に肩甲骨まわりのセルフストレッチを1分お伝えする運用を店舗に提案し、次回予約の取得率を12ポイント向上させました。 新人セラピスト4名の技術研修を担当。圧のかけ方と体重移動のチェック表を作成し、デビューまでの期間を平均2週間短縮しました。
活かせる経験・知識・技術の例文
もみほぐし、オイルトリートメント、リフレクソロジー アロマテラピー検定1級、ヘッドスパ施術経験3年 120分コースまで対応、1日6時間の連続施術 カルテ管理と指名顧客のフォロー、予約システム操作
自己PRの例文
前職では、一度きりのご来店で終わらせないことに取り組みました。初回に必ずお悩み部位と好みの圧をカウンセリングシートに記録し、次回の冒頭で前回の効き具合を確認する運用を自分から始めたところ、担当のお客様の指名率は38%から58%へ上がりました。またデスクワークの方が多い立地に合わせ、施術後に肩甲骨まわりのセルフストレッチを1分お伝えする流れを店舗全体に広げ、次回予約取得率も12ポイント改善しました。体の状態を丁寧に聞き取り、次につなげる施術で貴店に貢献いたします。
よくある惜しい書き方と、その直し方
惜しいお客様の体の疲れを治すことにやりがいを感じていました。
直した例お悩み部位と圧のご希望を伺った上で施術し、翌日のだるさが残らない強さを見極めることを大切にしておりました。
リラクゼーションは治療行為ではありません。「治す」という表現は医業類似行為と誤解され、法令理解が足りない人だと受け取られます。目的はあくまでリラックスと疲労回復であると分かる言葉に置き換えてください。
惜しいマッサージの施術を毎日行っていました。
直した例もみほぐしとオイルトリートメントを1日6時間、月間約140時間稼働し、指名率58%を維持しておりました。
毎日行っていたという記述では、体力も技術レベルも対応できるコースの幅も伝わりません。担当メニュー名と1日の施術時間、月間の稼働時間、指名率まで書くと、店舗はシフトと売上を具体的に見積もることができます。
よくある質問
未経験・無資格でもセラピストになれますか。
なれます。リラクゼーションの施術に必須の国家資格はなく、入社後に自社スクールや研修で技術を学ぶ店舗が大半です。職務経歴書では、接客業で培った立ち仕事の体力、シフト対応、指名をいただいた経験を書いてください。アロマテラピー検定やリラクゼーションセラピストの認定資格があれば、意欲の証明になります。
あん摩マッサージ指圧師や整体の求人とは何が違いますか。
あん摩マッサージ指圧師は国家資格で、治療を目的とした施術が認められています。リラクゼーションは資格を必要としない代わりに、疲労回復とリラックスを目的とし、治療やケガへの施術は行いません。この違いを理解した記述ができていると、法令を守って働ける人材だと評価されます。
副業やアルバイトでの施術経験しかありませんが書けますか。
書いてください。雇用形態よりも、担当したメニューと累計の施術時間数、指名の有無が見られます。「週2日、1日4時間、2年間で累計約800時間」のように積み上げを示せば、技術の定着度が伝わります。あわせて正社員として働きたい理由を添えると、採用側の不安が消えます。
