エステティシャンの職務経歴書の書き方|例文とテンプレート
エステティシャンの職務経歴書は、ハンド技術と機器操作のどちらをどこまで担えるかで評価が分かれます。採用担当者は、フェイシャルか痩身か、扱ってきた機器はキャビテーションかラジオ波かハイフか、そしてカウンセリングでコース契約をどれだけ獲得してきたかを見ています。施術技術だけでなく、回数券やコース契約の成約率、継続率、店販の客単価まで書くことで、売上をつくれるエステティシャンだと伝わります。

エステティシャンの職務経歴書で押さえる3つのポイント
① 施術ジャンルと扱った機器を具体的に書く
フェイシャル、痩身、脱毛では求められる技術がまったく違います。担当ジャンルを明記した上で、使用した機器を型ではなく種類で書いてください。キャビテーション、ラジオ波(RF)、EMS、吸引、ハイフ、IPL脱毛、超音波導入などです。あわせてハンドでのリンパドレナージュやオイルトリートメントの経験年数、うつ伏せ・仰向けの全身施術が何分コースまで対応できるかも記載します。
② 客単価とコース契約の数字を出す
エステサロンの売上は、単発施術ではなく回数券とコース契約で決まります。体験来店からの成約率、平均契約金額、月間の契約本数、分割決済の取り扱い経験を書いてください。「体験からのコース成約率48%」「平均契約単価28万円」「月間売上目標比110%」といった記述が有効です。押し売りではなくカウンセリングシートと体組成の変化で納得いただいた過程も添えると、質の高さが伝わります。
③ 継続率と結果の出し方で差をつける
契約を取るだけでなく、通い続けていただけたかが問われます。コース消化率、途中解約の件数、次回予約の取得率を示してください。痩身であれば体重・サイズ・体脂肪率の変化、フェイシャルであれば肌診断機のスコアや写真での比較など、結果を追った記録が強い裏づけになります。ホームケアの提案でお化粧品の店販につなげた実績も、客単価への貢献として評価されます。
そのまま使える例文
職務要約の例文
株式会社〇〇が運営するエステティックサロン「△△」にて5年間、痩身とフェイシャルの施術を担当してまいりました。キャビテーション、ラジオ波、EMSの機器操作とハンドによるリンパドレナージュを組み合わせ、1日平均5名を担当。体験来店からのコース成約率は48%、平均契約単価は28万円です。AJESTHE認定エステティシャンの資格を活かし、結果とご納得の両立を心がけております。
業務内容・実績の例文
痩身コースを担当し、キャビテーション・ラジオ波・EMSとハンド施術を組み合わせた90分メニューを1日平均5名に提供しました。 体験来店のカウンセリングを月30件担当。体組成計の数値と写真で変化を共有し、コース成約率48%、平均契約単価28万円を達成しました。 フェイシャルの肌診断結果をもとに、洗顔から保湿までのホームケアをご提案し、化粧品の店販売上を月8万円から22万円へ伸ばしました。 新人エステティシャン3名の技術研修を担当。ハンド施術のチェックシートを作成し、入社2ヶ月でのデビューと技術の平準化を実現しました。
活かせる経験・知識・技術の例文
AJESTHE認定エステティシャン(2021年取得) キャビテーション・ラジオ波・EMS・吸引機器の操作 ハンドによるリンパドレナージュ、全身90分コース対応 カウンセリングとコース契約、分割決済の手続き経験
自己PRの例文
前職では、コースを契約いただいた後の途中解約を減らすことに注力しました。初回カウンセリングで目標体重と期日を一緒に決め、毎回の施術後に体重・ウエスト・体脂肪率を記録してお渡しする運用に変えたところ、3ヶ月時点の継続率は68%から85%へ改善しました。数字が停滞した方には食事と入浴のホームケアを個別にご提案し、機器任せにしない伴走を徹底しています。結果を可視化して信頼を積み上げるこのやり方で、貴サロンの継続率と客単価の向上に貢献いたします。
よくある惜しい書き方と、その直し方
惜しいフェイシャルと痩身のエステを担当していました。
直した例痩身ではキャビテーション・ラジオ波・EMSとハンド施術を組み合わせた90分コースを担当し、1日平均5名に入客しておりました。
エステは扱う機器と施術時間によって、サロンごとの仕事内容がまったく違います。機器の種類とコースの長さ、1日の入客数まで書くと、自店のメニュー表にそのまま組み込めるかが判断でき、即戦力として評価されます。
惜しいお客様に無理な勧誘はせず、満足度を大切にしていました。
直した例体組成の数値と写真で変化を共有しながらコースをご提案し、成約率48%、3ヶ月継続率85%を両立しました。
勧誘しないという姿勢だけを書くと、売上をつくれない人だと受け取られる場合があります。ご納得いただいた上で契約と継続の両方を実現した数字を示せば、お客様本位の姿勢と営業力を同時に証明でき、面接でも話が広がります。
よくある質問
未経験からエステティシャンに転職できますか。資格は必要ですか。
エステティシャンに必須の国家資格はなく、未経験採用を行うサロンは多くあります。入社後に自社研修でハンド技術と機器操作を学ぶ流れが一般的です。応募時点ではAJESTHE認定エステティシャンなどの民間資格があると有利ですが、接客販売や美容の販売経験があれば、カウンセリング力として十分アピールできます。
脱毛サロンの経験しかありませんが、痩身やフェイシャルに応募できますか。
応募できます。脱毛で培った肌状態の見極め、照射前のカウンセリング、予約管理と回数券の運用はそのまま活きます。職務経歴書では対応してきた機器と1日の施術人数を書いた上で、痩身やフェイシャルで身につけたい技術を明確に記載してください。学習意欲が伝わると評価されます。
売上目標が厳しく退職した場合、転職理由はどう書けばよいですか。
契約金額の目標だけを追う方針が合わなかったと事実を短く書き、結果を出してお客様に通い続けていただく働き方を望んでいると続けてください。批判で終わらせず、前職で達成した成約率や継続率の数字を添えると、環境が合わなかっただけで実力はあると伝わります。
