整体・柔道整復師・鍼灸師の職務経歴書の書き方|例文とテンプレート

整骨院や鍼灸院の職務経歴書は、保有する国家資格と保険請求の実務経験で評価が決まります。採用担当者は、柔道整復師かはり師・きゅう師か、受領委任の取り扱いとレセプト業務をどこまで自分で回せるか、自費メニューをどれだけ提案できるかを見ています。1日の施術患者数、保険と自費の比率、施術録の記載精度まで書くことで、院の運営を任せられる人材だと伝わります。

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職務経歴書(編年体式)の記入例
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整体・柔道整復師・鍼灸師の職務経歴書で押さえる3つのポイント

① 国家資格と登録状況を最初に明記する

柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師は、いずれも国家資格です。資格名と取得年、複数保有の場合はすべてを冒頭に書いてください。柔道整復師であれば施術管理者の要件を満たしているか、受領委任の届出を出した経験があるか、実務経験期間と研修受講の有無も重要です。これらは開業や分院長の候補になれるかの判断材料になるため、必ず記載してください。

② 保険請求(療養費)の実務をどこまで担ったか書く

整骨院の収益は療養費の請求実務に支えられています。負傷原因の聴取、施術録の記載、部位数の管理、月末のレセプト作成と締め、保険者からの照会対応のうち、どこまで担当したかを具体的に書いてください。労災や自賠責、交通事故施術の取り扱い経験があれば必ず記載します。「月間レセプト約300件を一人で作成」といった記述は、事務能力の高さを示す強い実績です。

③ 自費メニューと患者数で売上貢献を示す

保険適用の範囲は限られているため、自費メニューの提案力が評価されます。骨盤矯正、産後骨盤矯正、猫背矯正、鍼灸の美容鍼、物理療法との組み合わせなど、担当したメニューと単価、回数券の販売実績を書いてください。1日の施術患者数、再診率、平均通院回数も有効です。「1日平均35名を施術し、自費売上比率を20%から38%へ改善」といった書き方が伝わります。

そのまま使える例文

職務要約の例文

柔道整復師の国家資格を取得後、医療法人〇〇が運営する接骨院「△△」にて6年間勤務してまいりました。急性外傷の施術と物理療法を中心に1日平均35名を担当し、施術録の記載から月間約300件のレセプト作成まで一貫して対応しております。骨盤矯正を中心とした自費メニューの導入を担当し、自費売上比率を38%まで引き上げました。

業務内容・実績の例文

捻挫・打撲・挫傷などの急性外傷の施術と、電気・超音波による物理療法を担当。1日平均35名、月間延べ約800名を施術しました。
負傷原因の聴取と施術録の記載、部位数の管理を徹底した上で、月間約300件のレセプトを作成。保険者からの照会にも対応しました。
産後骨盤矯正の自費メニューを新たに立ち上げ、10回券の設計と販売により、自費売上の比率を20%から38%へ改善しました。
交通事故による施術を年間約40件担当。自賠責保険の手続き、保険会社の担当者への連絡、患者様への施術計画と通院回数のご説明を行いました。

活かせる経験・知識・技術の例文

柔道整復師(2018年取得)、はり師・きゅう師(2021年取得)
療養費のレセプト作成、受領委任・施術管理者の実務
骨盤矯正・産後矯正・美容鍼などの自費メニュー施術
自賠責・労災保険の取り扱い、電療器・超音波の操作

自己PRの例文

前職の接骨院では、保険施術に偏った収益構造の立て直しに取り組みました。産後の患者様が多い立地に着目し、産後骨盤矯正のメニューと10回券を設計。初検時に施術計画と通院見込み回数を紙でお渡しする運用にしたところ、自費売上比率は20%から38%へ、平均通院回数は4.2回から6.8回へ改善しました。あわせて施術録の記載ルールを統一し、保険者からの照会にも即日回答できる体制を整えています。国家資格に基づく施術と、請求実務の両面で貴院の運営に貢献いたします。
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よくある惜しい書き方と、その直し方

惜しい接骨院で患者様の施術を担当していました。

直した例捻挫・打撲・挫傷の急性外傷施術と物理療法を1日平均35名担当し、施術録の記載とレセプト作成まで対応しておりました。

施術を担当という書き方では、保険内の施術か自費か、請求事務まで回せるのかが分かりません。対象となる負傷の種類、1日の患者数、請求実務の範囲を書くと、院があなたにどの役割を任せられるかを即座に判断できます。

惜しい国家資格を持っているので、即戦力として貢献できます。

直した例柔道整復師として6年の実務経験があり、受領委任の届出と月間300件のレセプト作成を一人で担当しておりました。

資格の保有だけでは、他の有資格者と区別がつきません。実務年数、レセプトの請求件数、担当した施術内容という具体的な事実に置き換えることで、即戦力という主張に根拠が生まれ、給与条件の交渉でも有利になります。

よくある質問

資格がなくても整体院で働けますか。未経験から目指す方法はありますか。

整体やカイロプラクティックの店舗には無資格で入れる求人もありますが、療養費の請求や治療目的の施術には国家資格が必要です。柔道整復師は3年以上、はり師・きゅう師は3年以上の養成施設での修学と国家試験合格が条件です。まずは無資格可の店舗で働きながら夜間部に通い、資格取得を目指す方は多くいらっしゃいます。

分院長や施術管理者の経験はどう書けばよいですか。

管理した分院のスタッフ人数、1日の来院数、月商、担当した業務範囲を書いてください。シフト作成、新人の技術指導、レセプトの最終確認、保険者対応、販促や口コミ対応まで含めて記載します。施術管理者の要件を満たす実務経験年数と研修修了の有無も、必ず明記してください。

鍼灸の経験を整骨院の求人でアピールできますか。

できます。鍼灸とのはり治療を併設する整骨院は増えており、両方の資格を持つ人材は自費メニューの幅を広げられる戦力として歓迎されます。職務経歴書では、はり師・きゅう師として担当した症状と施術本数、美容鍼などの自費メニュー経験を書き、整骨院での活用方法まで添えてください。

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